「明日戦争がはじまる」
作者が著作権放棄へ
秘密保護法が通った時、
それでも、戦前に通じる道がすぐ前にあるとは思わなかったですよね。
憲法改正するどころか、
解釈を拡大することで、
集団的自衛権の行使が閣議決定されてしまいました。
早くも、
去年までは中高生の手元に届いていても話題にもならなかったという、
自衛隊への勧誘が特別な思いをもって受け止められているようです。
自衛隊を除隊する人が増えれば、補完するために若者にあの手この手で
勧誘がかけられるだろうとか、
それでも足りない場合、いよいよ徴兵制が現実味を帯びてくるのではないかと、
憂慮もされているようです。
まさか、と笑い飛ばせたらいいのですが、
秘密保護法からこのたびの流れを見ていると、悠長にはしていられないのではないかと、
とてもとても怖くなります。
>詩人の宮尾節子さんが2014年7月2日、自作の詩「明日戦争がはじまる」の著作権を放棄するとツイッターで明かした。
「みなさんの拡散や引用がなければ、このように読まれることのなかった詩です。ありがとうございました。
どうぞご自由にお使いください。願わくば平和のために。。」と理由を話している。 (J-castニュース)
権力側の暴走だけではない、と、
宮尾さんが訴えておられます。
深く自省したいです。
あなたの隣にいる方に、
この詩を教えてさしあげてください。
明日戦争がはじまる 宮尾節子
まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった
インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも
思わなくなった
虐待死や
自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった
じゅんび
は
ばっちりだ
戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる
「明日戦争がはじまる」作者が著作権放棄へ 「拡散や引用がなければ読まれなかった」
(J-castニュース)
http://www.j-cast.com/2014/07/02209355.html