伊藤英明主演『悪の教典』
公開打ち切りの可能性?
先日のアメリカでの銃乱射事件。世界中を震撼させる惨劇となりましたが、
日本でもその影響が出るかもしれないという記事です。
>しかし、米国で起きた銃乱射事件を受けて、配給会社の東宝には「この時期に公開を続けるのは
いかがなものか?」という電話が殺到しているという。
「昔から、米国で起きたことは日本でも10年後に起こると言われていますしね……。
心配する人がいるのも仕方ないかもしれません」(映画関係者)
昨年3月の東日本大震災後には、地震を連想させる描写のある映画はことごとく公開中止に
追い込まれた。『悪の教典』も打ち切りになる可能性はゼロではなさそうだ。
(日刊サイゾー/livedoorニュース記事より)
私は例の事件とこの映画がリンクして考えられているのを読んで、
なるほどなあ、と思ったのですが、
そう言われるまでは、実は連想が及びませんでした。
公開前の宣伝期間なら衝撃を受けたと思うのですが、
もう1ヶ月以上前に公開されていますよね?
だったら波風立てなくても、と思ったのですが、甘いでしょうか。
やっぱり観たひとが、あの映画はこのまま公開していていいのか、と
まだ観ぬひとのことを思っていわれたのかもしれませんね。
外国映画でもクリントイーストウッド監督の「ヒア アフター」が公開後、
東日本大震災が起こり、映画の津波のシーンがそぐわないということで、
公開中止になりましたね。
私は震災前に映画を観ていましたが、たしかに、
津波のシーンは圧倒的でした。
主人公がそこで臨死体験をするのですが、そのシーンも含めて、
公開中止になってから、さらに怖くなりました。
作品はとても素晴らしかったし、そのシーンは必要だと思うのですが、
映画でリアリティを追求すると、
こういう副作用的な?ことが起こるのだなあと思う次第です。
静観するのがいいのか、中止するのがいいのか。
21日現在、映画の公式サイトでは何もニュースとしては取り上げられていないので、
続映決定でしょうか。
この作品は、原作を読んだ私個人としてはあまりにも残虐なので、
怖くて、観るつもりになれないのですが。
米国銃乱射事件の影響で、伊藤英明主演『悪の教典』に
公開打ち切りの可能性が浮上
(日刊サイゾー/livedoorニュース)