L図書《華月》蔵書化計画、絶賛進行中。
名曲「Evergreen」発売前のインタビューです。
3人のメンバーは復活ライブにむけて頑張ってほしいです。
でも、私にとってはずっとずっと華月がラファエル。
こんなファンでごめんなさい。
《Raphael華月抄》(26)
「19歳ーもっとラファエル」
ー華月くんが作ってくれた手記にある通り、ラファエルは第2期に入っていくんだね。
第1期を振り返ってみるとどんな感想がある?
「いろんなことを吸収しつつ、方向性を定めたのが第1期だったんですよ。
最初に僕が思い描いていたものよりは全然いい形でラファエルというものが
固まったなあと思います。
ラファエルのコンセプトは”等身大の自分たち”という言葉で、その等身大の自分たちが
生み出した楽曲に対してついてくるのが、表現手段としてのルックスなり衣装なんです。
ただ、第1期はファンに対して保守的なところがあったんですよね。
これをやったら今いるファンは離れていくだろう、と思って、本来やりたいと思っている
ことができなかったりっていう。第1期ではラファエルに対するイメージづけが
なされたと思うんですけど、僕からすればそれが結構な誤解なんですよ」
ー具体的にファンの人たちからどんなことを言われたの?
「”変わった”とか”丸くなった”とか。僕らは曲の表現手段としてのルックスを
打ち出していって、たまたまリリースの流れがナチュラルな方向になたというだけ
なんですよね。 だから、”ラファエルはこうである”っていう思い込みをまず
やめてほしいんですよ。僕らはやれることが増えてきたんですよ。
曲によってイメージを完璧に使い分けるようなバンドがいたら面白いなと
客観的に思うんですよね。アーティストがファンの要望に合わせて
曲を作るって違うじゃないですか」
ーアーティストが生み出したものに純粋に賛同して一緒に歩いていく、っていうのが
ファンとアーティストの健全な関係だとは思うよ。
「根本的な僕のメッセージは今後も変わらないと思うんですよ。僕はあくまでも、
聴く人が自分自身を見つけるためのメッセージを曲を通じて持っていこうと
思っているんです」
ーそれを踏まえた上での第2期の構想を教えてくれるかな。
「第1期で見えた反省点や課題をどんどん淘汰していって、
第1期の足跡をたどるのが第2期の形ですね。
僕らはライブハウスだけで見せることのできる魅力も、
ホールで見られる魅力も持ってるので、両方できるバンドになりたいんです」
ーニューシングルが完成したってニュースを聞いたよ。
「19歳になって、卒業した僕が18歳の僕をもう1回思い直したような
歌詞になってるんですよ。そこで変わらない等身大な僕らを感じてもらえると思う。
カップリングにはいままでにないくらい破壊的な曲を持ってきました。
第2期ラファエルの第1弾ということで、僕らの幅広さを感じてもらえるように
対極にある曲をあえて持ってきたんです。次のシングルは期待しててほしいですね」
ーなんだかすごーく、バンドや華月くん自身がとてもたくましくなってきた気がする。
「そうですね。”lost graduation "で素顔出したじゃないですか。もう何でもできると
思いましたから。価値観て人それぞれじゃないですか。
だから僕らを嫌いな人はそれでしょうがない。今まで保守的だったところを
捨てていきたいんです」
(vicious? version? 2000年8月号掲載)
「華月 evergreen 素顔のままで」
◆dddddddddddddddddd 2000年07月03日
dddddddddddddddddddddddddddddddddddddddddddddddddd
投稿日 2000年7月3日(月)21時08分 投稿者 華姫 華月様
今日はプロモ二日目。
演奏シーンの撮影だった。
横浜の公園だった。
日射病になってしまい、死にそうだった。
2時間程休み、その間メンバーのソロカットや昼食をとってもらった。
迷惑かけてしまった。
生まれて初めて熱射病になった。
つらい。頭痛いし立ってられなくなる。立ちくらみが死ぬ程する。
今も気持ち悪い。寝よう。
昨日はお友達が出来た。死ぬ程いい子だ。あんないい子初めてみた。
大切にしよう。
じゃあね。

華月(かずき、本名:渡辺 和樹 - わたなべ かずき、1981年4月7日 - 2000年10月31日)は、
ヴィジュアル系バンドRaphaelのコンセプトリーダーでありギタリスト。
全楽曲の内8割以上の作曲と、全ての作詞を手掛けるメインコンポーザーでもある。
愛称は「かじゅりん」「姫」。2000年10月31日死去(享年19)。