自殺者1万人を救う戦い
- SAVING 10,000 - Winning a War on Suicide in Japan
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自殺との戦いにおいて、「敵」はいったい誰なのか。
映画『Saving 10,000 - 自殺者1万人を救う戦い』は、
日本の高い自殺率の真の原因究明に挑む一人のアイルランド人の物語である。
作品を通じて、日本のマスコミによる自殺報道のあり方、経済的圧力、
うまく機能していない精神医療制度などの重要な問題が浮かび上がってくる。
第一線で活躍する専門家から一般人まで、約100人へ取材し、
日本がどうすれば自殺との戦いに勝利できるのか、具体的な方策を提示している。
しかし、自殺の話題がタブー視されている日本で、
一体どのくらいの人が耳を傾けてくれるのだろうか。
(youtube動画に添えられた説明)
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もしも、時間が取れるなら、
じっくりとご覧になっていただきたい動画です。
私にはとてもこの意義のある映画の総括をすることができません。
ただ《自殺から救いたい》という想いが全編を貫いていることで、
ひとりでもこの映画を見てくださったら、と思いました。
識者たちの言葉に耳を傾けていただければと思います。
三島の死がいまだに衝撃であること、
もっとも有名な自殺の名所である《青木が原》が意味するものとそのことへの怒り、
消費者金融問題、過重労働などが特に印象に残りました。
日本人によってではなく、こういう映画を作られたことに衝撃を覚えました。
日本人・・・・
日本がこれから生きやすい国になるといいなあと思うのですが。