銃規制への強い意志:
頭部銃撃のギフォーズ前議員、
銃犯罪撲滅へ圧力団体立ち上げ
アメリカで銃乱射事件が起こるたび、一時大騒ぎするけれど、
全米ライフル協会という巨大な組織があるため、
銃を取り締まるどんな取り組みも生まれないのかなあと思っていました。
が、知らないだけだったようです。
>米アリゾナ州で2年前に発生した銃乱射事件で頭部を撃たれ
>重傷を負ったガブリエル・ギフォーズ前下院議員が、
>元宇宙飛行士の夫、マーク・ケリー氏とともに
>銃犯罪の撲滅に向けた圧力団体を立ち上げたことを明らかにした。
(ロイター記事より)
すごくないですか?
巨大な組織を敵にまわしても、
敢然と立ち向かうひとたちが出てきたんですね。
ものすごくエネルギーと覚悟のいる取り組みだと思うんです。
でも、何かが変わるためには、
誰かが最初の一歩を踏み出さないといけないという、
文字で書くと簡単でも、
勇気のいることですよね。
また、一般のひとがはじめる草の根的な運動ではなく、
たとえ被害者であったとはいえ、
政治の世界に身を置いた人なら、
圧力も前途多難なことも知り尽くしていると思うのに、
それでも、あえて自ら先頭にたつというのが素晴らしいと思うのです。
頭部銃撃のギフォーズ前議員、
銃犯罪撲滅へ圧力団体立ち上げ
(ロイター)
詳しくは知らないのですけれど、
ニューヨークでは市長が率先して、
自ら銃を手放す取り組みが行われているそうです。
銃と引き換えに食料の購入クーポンがもらえるんですって。
銃を捨てて、食べ物を得る、というのがいいですね。
銃を手放すひとは年々増えているそうですよ。
アメリカの人々の、
勇気ある取り組みに拍手したいです。