L:美しく優しい衝撃波
2010-03-02
DVD発売から一ヶ月少し。
マイケル・ジャクソンの話題が
徐々にメディアから消えようとしています。
このまま人々がマイケルを忘れるとは思わないけど、
あんなに大量の記事が、
なくなってゆくことに月日の残酷さと
日々の移ろいの速さを思いますね。
マイケルは家族もろともに音楽を糧にして
生きてこられたでしょう。
お金のきたなさ、重要さを思い知らされてきただろうし、
振り回されて本当にかわいそうでした。
あんなにピュアで少年のように無垢なひとが
両肩に背負うには巨大すぎる富がいつも
良くも悪くもマイケルに重圧を感じさせたのでしょうね。
そのあたりがLと全然違います。
まあ、Lはお金のこと、わけわかんないひとだから
ワタリがそういうこと、
正しいのか間違っているのかは別として、
考えさせなかったのがとても素敵。
花沢類だってそうなんですけど、
あのひとはきっと仕方がないと思っていますよね、
家があんな大金持ちなんで。
めちゃお金を使ってるだろうけど、
開き直っているふしがあります(笑)
お金のこととつながるようで、
話題はすこし流れてゆくんですけれど、
ブルーテントを醜い風景と思っているひとがいるんです。
植物系男子をへたれ、とも思ってる。
うんざりで失望するんですけど、
そんなに攻撃的であることが正しいことなのかと思います。
ふつーの優しさを持ち合わせていない野獣だよって。
私は植物的な人間が大好きです、
私はめっちゃアグレッシブなんで
猛省するんですけどね、よしとはしたくない。
二酸化炭素を取り組んで酸素を吐き出す植物は
むやみと野望を抱かず、淡々と自分にできることをして、
身の丈にあった幸せを感謝するイメージがあるし。
ひとより能力があろうと大金持ちであろうと、
関係なしに植物的であれるのが、Lであり、花沢類であると思います。
植物的であって、反・草食系のひとがいくら頑張っても
届かない大富豪のひとが、貴賎に偏見持っていない、
植物系で、身の回りのちいさな幸せな一瞬に永遠を見れるような。
そういうの、すごおい、素晴らしいにんげんだなって思います。
いやなんですよねーー肉食獣。笑。
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ずっと前、
前の会社で《デスノート》の話をしたら、
ちょうどテレビ放映の後だったのだけど、
違う部署の先輩が
「あー、あの暗くて気持ち悪い子が好きなの?」と言いました、
Lのことでした(笑)
ファンは別として、一般的な人々の間では
Lを好きか嫌いか、で年代の線引きがあるみたいですよ。
若いひとはLの名前を口にすると、
にんまりと笑って、「好きなんですかあ?」とそのまま笑顔で。
冬ソナの逆版かもですね。
あのドラマ、はまるひとは中年以降とか(すみません、読んだ話)
でも、いずれも放映当時のことだと思っていたんです。
ところが、
新しい会社に勤めるようになって、
何人かが私のケータイを覗きこんで曰く、
(優しいひとにもらったLのフラッシュ画像)
「わーーーLだ!!!」
みんな、間違いなく弾んだ声で言う・・
こないだもまったく話題にしたことのないひとに、
Lの《お仕事お疲れさま》画像を添付したら、
「エル~~


返信されてきました(笑)
Lは色あせない美しく優しい衝撃波で、ずっとこころのなかで
ちいさな振動を放っているんだろうなって思いました。
でないと、ひと目みただけで思い出さないですよね。
あ、思い出すかもですが(笑)
でも、ひとに笑顔を運ぶひとでもあるんだと、
一般のひとにそういう幸せも運ぶ人なんだと、
あらためて感動しました。
きっとね、Lは一般のひとにとっても、
お金のこととかわかっていない、
自分自身、ものすごい上昇志向をもって
(あるいは神になろうとしたひともおったが笑)
権威主義的によわいひとを断罪したりするようなひとにも
軽蔑のまなざしを一切注がないひとと
認識されているんじゃないかなと。
「ゲーム」みたいなノリで
(と本人が装う)
世界のひとを犯罪から護ろうとした、
その記憶が刻まれているのではないかと思うんですよ。
L像はひとそれぞれですから、
詐欺師のように策略を張り巡らし、
目的のためには手段を選ばず、
どんなひとにもこころを許さない、
そればかりか、片鱗をも見せない、
かたくなに保身しようとする、
とんだうそつき野郎・・なんてのもありですが(笑)、
《ぜったいL~♪》のLはそうであってほしくないです、
というか、230以上のお話を読んでいただくとわかりますが、
そういうの、ありえませんから(笑)
Lが愛しすぎます。
とりとめなく話してしまいましたけど、
私にとっては毎日想いが増しても減じたりしないひとなので
ひさしぶりに まとめてLを語ってしまいました。ごみーん!!!
個人的なつぶやきなんで、同調できないかた、
その胸にそっとしまっていてくださると嬉しいです。