吉沢悠 in
スタジオパークからこんにちは。
2012-06-10
《平清盛》藤原成親役の吉沢悠さんが《スタジオパークからこんにちは》に出演されてました。
かいつまんでご紹介します。今夜の見どころにも触れておられましたよ。




司会の女性アナなんですが、吉沢さんの瞳が、
生で見るとキラキラしてて素敵と言われてました。
男性アナは「まさに好青年という感じですね」と。
吉沢さん、笑顔が優しい。
《ブラッディマンディ》の時より若くなられたような気がします(笑)
眉を金髪に染めていらっしゃるんですよ。
お公家メイクのとき、つぶしやすいからですって。
実は大河ドラマ出演が決める前から、
《平清盛》は第1回から、リアルであるいは録画で、
ずっと観ていらしたんだそうです。
だから、お声がかかって、すごく嬉しかったそうですよ。
戦国・幕末時代だとよくあるけれど平清盛の時代というのは
俳優をやっていてもなかなか人生でそうめぐり合えることはないと思うので、
やりがいがあるそうです。
清盛が成親に忠正の命乞いをするのに、ちょっと悪いヤツの印象があるのが
とてもうれしかったそうですよ。
成親の新たな一面がわかるようなシーンを入れてもらえて。
(紹介された映像がすっごく怖いまなざしで)
「目がすごく怖いですね」とのアナの指摘に
「そこでとめられるとすごい悪い人って感じになっちゃいます」と笑ってられました。
成親というひとは多少気弱な部分、こすい部分があったりするけど、
そうでないところもやろうとしていたから、
あのシーンはや、きたという感じだったのだそうです。
これから清盛ともかかわっていくと思うので、
自分としてもとても楽しみだとも言われていましたよ。
吉沢さんは高校生のとき、優勝するとハワイにいけるという、
オーディションに参加。
GLAYの《TOGETHER》を歌って2位になられたそうです。
審査の時、どんなことをやりたいかと問われて、
みんなと同じようなことを言いたくなかったし、
歌手は難しいと思っていたので、
俳優をやりたい、ぽろっと俳優って言っちゃったのだそうです。
そこにスカウトマンも来ていたそうで、
だったら俳優の勉強をしてみないかと言われて、
それがきっかけになったのだそうですよ。
GLAYのあの曲がなければ、今はなかったみたいな話に(笑)
1998年《青の時代》でデビューなさって、
(えー、そうだったのか。石黒賢さん二谷由利恵さんしか印象にないわ、という^^)
その後、2002年から2005年まで大忙しだったそうで、
出演作の表を見せてもらったんですが、たしかにすごかったです。
《辛いなあ、このままでいいのかなあ》
《生産しているというより消費している感じ》、と次第に思われたそうです。
キャパシティが小さかったのではないかと思う、とも。
俳優というのは、誰もが入れる世界ではない、ということから、
無心というより、難しく考えすぎたかも、というようなことも言われていました。
そこで、2005年、単身でNYへ。
20代中盤で、俳優ってところから離れた、
俯瞰のところから眺めてみたいと思ったそうです。
特にNYというこだわりはなかったけれど、
金銭的な部分から地下鉄を使えたり車がなくても動けるところ、
ブロードウェイがあったりmomaがあったりで選んだそうです。
イギリスが第二候補にあったけそうですけどね。
英語を学んでその後どうするの?
というようなことをよく聞かれたのだそうです。
そこで、自分を見つめて、これからどうしたいか、とか
誰かえらいひとが言ったことに流されている部分もあったけど、
じっくり考えることができたそうです。
俳優だからといって俳優のことだけを考えていては
とても狭くなってしまうとわかったそうですよ。
その後はきっと豊かな時間を育まれたのでしょうね。
NYでの経験はこれで大きく花開いたというのはわからないけど、
NYにいる間は、ただのひと、誰も知らない吉沢悠だったので、
そういう時間が財産になっていると思うとのこと。
もう一度俳優になれて、カメラの前にたてたときに、
とても嬉しくて、ここを大切にしたい俳優でいたいと、こころから思ったそうです。
つかこうへいさんとの出会いはとても貴重だったようですよ。
舞台《幕末純情伝》への出演が決まって、
つかさんの演技指導を受けられたそうです。
稽古が本番みたいな感じがあったらしい。
つかさんの稽古では、台本の上に、つかさんがその場でセリフを加えて、
演技しながら瞬時にそのセリフを上書きして覚えていかなきゃならないそうです。
そういうやり方がわかるまで一週間くらいはたいへんだったそうですよ。
そりゃもう、たいへんですよね。メモを取る暇もないんだもの!
つかさんにはこころの張り手をされたような気がしたんだとか。
君の気付いていないこういうことがあるんだよ、ということを
教えてもらったのだそうです。
でも、高杉晋作役をやっているとき、
友達から「いつものお前じゃない」と言われたとかで、嬉しそうでした(笑)
たしかに、普段の吉沢さんがやりそうもないヤクザでどM設定な高杉だった(笑)
(映像が流れたんですよ。ちなみにその時の沖田総司は女性設定で石原さとみさん!)
今、そこで魂が感じたことををお客さんにぶつけろと言われたそうですよ。
つかさんには吉沢から引き出してやろうという愛情を感じたらしくて、
感謝なさっていました。
素敵な出会いがあってよかったですよね。
このたびは海外ものの作品にもチャレンジされました。
9日公開の映画「道~白磁のひと」
実在の人物の物語で、男の友情がベースなのだそうです。
ロケの9割が韓国でスタッフ8割が韓国人らしくて。
行く前まではナーバスになっていたのだとか。
でも、映画を作ろうとする情熱は国が違えど同じで、
言葉が違うとか、不安に思う必要はなかったな、
同じ方向を向いていたなと思ったそうです。
共演されたぺ・スビンさんは
中国でも活動していた韓国の俳優さんで視野がひろいのだそう。
一緒にいる時間が多かったから、
映画についてや俳優についていろいろ話して、
とても意義深かったそうですよ。
外国の俳優さんとそういう深い時間を共有できてよかったですね!
韓国では年上年下という区別は厳しくて、
普通はお兄さんって感じに敬うらしいけど
彼は年上年下関係なくしよう、とフランクだったそうです。
だから、とてもやりやすかったとか。
釣りが共通の趣味で、一緒に釣りをしたんですって。
ルアーも交換したのだそうです。
会場にわざわざ持ってきてくださり、見せてくださいました。
交換したものは大切で使えないからお互いにサインしたと。
友情の証という気がすると言われていました。
韓国では結構連れてってもらったので、
その時つれる場所に連れて行きたいけど、
河口湖とか、結構行ったりします、そういうところに行きたいと。
質問、結婚願望はありますか?
(吉沢)25歳くらいには、と思っていたんですが、
もう34歳になりました。
好きなタイプは思いやりのあるひと(だったかな、忘れました、すみません^^)
得意料理は何かありますか?
(吉沢)自炊するようになって生姜がからだにいいと気付いて
野菜スープにいれたりしています。
その調理法はネットで調べたんですよ。
夢はなんですか?
(吉沢)海外で活動したい
今回、アジアの俳優であると気付かされたので、
チャンスがあれば国にこだわらず、挑戦したいです。
最後に、ファンからのメール紹介がありました。
「平清盛、まろメークにびっくりしました。
優雅な身のこなしが美しいです。
和歌を詠むとき声がすてきです。頑張ってください」
「気付けば吉沢くんは少年から妖艶な公家役まで
こなすようになりましたね。まるでカメレオンのように
さまざまな表情が見れて嬉しいです。
これからも頑張ってください」
吉沢さんは締めくくりに、
狭い視野ではなくて、大きく持ち、いろんな役がやりたいですと
おっしゃっていました。





笑顔がとっても素敵で、
変にシリアスに構えず、自然体で、
気負いもない、吉沢悠さん。
こんな方のそばにいられたら幸せだろうなあと、
誰もが思うひとなんじゃないかなと思います。
私は「アルジャーノンに花束を」と、
「動物のお医者さん」「ブラッディマンディ」
「夕凪の街桜の国」などの作品での吉沢さんがとっても好きで、
「JIN-仁ー」や「平清盛」での、ちょっと癖のある役はドキドキします。
でも、今回のお話をうかがって、
吉沢さんはこれからも冒険なさるんだろうなあととても楽しみになりました。
《平清盛》、
今夜は辛いお話の回になりそうですが、楽しみ。
次のレディースデイには吉沢さん主演の「道~白磁の人」を観に行く予定です!!!