天国への手紙も受け付けてくれる郵便局とは?
届けたくても、届けられないーー。
そんな思いを受け止めてくれる郵便局があるそうですよ。
その郵便局があるのは、香川県の小さな島なのだそうです。
>こちらは瀬戸内国際芸術祭の作品の一つとして制作されたプロジェクト型アートです。
外観は紛れもない「郵便局」ですが、日本郵便株式会社とはまったく無関係。あくまでアート作品です。
なのだそう。
未来や過去の自分にあてた手紙や、
亡くなった方への手紙も受け付けてくれるそう。
ただし、手紙は公開されるのだそうですよ。
プロジェクト型アート、ですからね。
作品の一部になるというか。
>天国のお姉ちゃんへ
お姉ちゃん、突然天国へ旅だったあの日から、今年で19年がたちます。私も今年28歳になります。
お姉ちゃん、お父さんお母さんも元気よ。お姉ちゃんの死を受け入れることは決して容易なことではなかった。
でもね、お父さんとお母さんは本当に強かった。まっすぐ前だけを見つめて、しっかりと前進したよ。
私は、この両親だったからこそ、今の自分があると思っています。
お姉ちゃん、私今幸せだよ。お姉ちゃんの分まで、しっかりと人生を歩み、しっかりと親孝行するね。
だからちゃんと見守っていてね。
そして何十年後お姉ちゃんのところに行ったときには、思いっきりハグして、ギューってしてね。愛してる。(妹より)
(TABI LABO)
とても個人的な内容の手紙ではあるけれども、
郵便局気付で、偽りのない気持ちを書いて、
天国や過去や未来、もう逢えない(仲たがいしたひととか、遠すぎる存在とか)に
気持ちを発信することができるという、
実際にその郵便局が存在するというのは、
ちっちゃなちっちゃなお守りにも似た存在になるのじゃないかなあと思うのです。
その郵便局の住所は、
〒769-1108
香川県三豊市詫間町粟島1317-2 漂流郵便局留め
◯◯◯◯◯◯様
公開されることを忘れないでくださいね。
記事全文はこちらから→http://tabi-labo.com/226701/drifting1/