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深田恭子「初恋の人には勝てない」時子を演じて。

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 深田恭子「初恋の人には勝てない」
         時子を演じて。


 「平家物語」ではアンチヒーローだった清盛に新たな視点でスポットを当てたNHK大河ドラマ「平清盛」。
26日は第8回「宋銭と内大臣」が放送される。

 保延2年(1136年)、宋からの貴重な品々が並ぶ博多の市に清盛(松山ケンイチ)たちはやってきた。
大宰府を通さずに宋と取引していることに驚く清盛に、家貞(中村梅雀)は忠盛(中井貴一)が密貿易している
ことを明かす。一方、内大臣に昇格した藤原頼長(山本耕史)は、平氏が密貿易をしているのではないかと
見抜き、清盛を屋敷に呼びつける。清盛は「この国の仕組みが間違っている」と言い、豊かな宋を手本に
するよう進言する。

 「平清盛」の制作秘話をリポートする【「清盛」の情熱】の8回目は、
清盛の妻・時子を演じる深田恭子(29)のインタビュー・後編を掲載する。(産経デジタル・上坂元)
           ◇

 時子は、最初の妻・明子と死別した清盛が結婚した2番目の妻だ。

 「(清盛にとって)初恋の人なので勝てないと思いますが、
明子とは違う支え方ができると考えている」という。
それは「明るさや勢いで清盛を盛り立てていくところ」で、
「清盛と時子の掛け合いを楽しみにしてください」と語る。

明子を演じる加藤あいとは高校の同級生。
「一緒に撮影しているのが不思議な感じがした。お互い大人になったなあ」と感慨深げだ。
「天地人」(平成21年)以来2回目の大河ドラマ出演だが、
「撮影を楽しめる余裕はありません。スタジオでの収録が緊張します」と明かす。

 「ロケだとカメラが遠くにあるので、意識せずに自然と演技ができる。
スタジオだと『よ〜い、スタート』で瞬時に気持ちに入らないといけない」。
そして、スタジオ撮影は「朝から夜中までハードですね」とも。

 琵琶を奏でるシーンもあり、
「演奏方法はベースに近い。簡単な音はなんとか出るようになりました」。
今回の役どころでは上達しなくても構わないはずだが、
「貴重な体験。もう少しうまく演奏できるように練習したい」と抱負を語る。

 「清盛のように時代を築いた人はすごい」とは思うが、
「時子みたいにはなれない。側にいると大変なので、遠くで見ていたいですね」と少し突き放す。
「清盛には批判もあったはずで、かなり強い意志がないと…。不安もあったと思います」

 ところで自分自身の恋は? 
「時子のように夢見ているようなところがあるから、
お嫁に行けてないんだと思います」と笑い飛ばした。
                                     (産経デジタル)



とても短いインタビューなのですが、
深田さん自身が、
清盛をとても引き寄せてコメントされていることに、
好感を持ちました。
ドラマがすごくよくできているから、
時空のかなたに、
でも実際に存在した人なんだという事を、
とかく忘れがちですけれど、
いらしたんですもんね、我々と同じ一回きりの人生で。
諸行無常のひびき、とはよく言ったものです。

深田さんの本音も素敵ですね。
女優は、
女優と結婚すると家の中に男性がふたり、と聞いたことがありますが、
スタジオでの撮影は緊張するという深田さんは
なんてナチュラルでおごりのないひとなんだろうと思います。

時子のミーハーというか、ドラマを転調させる演出は
いかがなものか、と思って、ちょっと引いていたんですが、
深田さんのお人柄にすこし触れて、
引いたからだをもうすこし前に押せそうになりました(笑)

時子さんのご登場は明子さんが退場ということで、
ちょっとせつなくなりますね・・。

物語がますます面白くなってきて、
時子さんの演出がどういう効果を生むのか、楽しみです。
箸休めかな、とか。(失礼しました^^)




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