都若丸劇団》於:神戸新開地劇場
都若丸34歳ラストディ 20150407
無理して昼夜2回行こうかと思ったけど、
そうなると自分の感動を書きとめておく時間がなくなるし、
あんなに素晴らしい舞台を2回も見たら、罰があたりそうな気がしてやめました。
すごかったーーーー。2回目見て、あのラインナップに慣れてしまうのが怖かったんです。
もったいなさすぎる、若ちゃんが観客に惜しみなく注いでくれる愛情。
若ちゃんと出会えて幸せです。
出し惜しみせずに、自分にできる最大のものを笑顔で出してくれる若丸座長、
同時代に(まさか同世代とは言えない:笑)生きててくれてありがとうございます!

剛さん、腰痛が出てるらしい。今日ももれなくかっこよかったです。

舞斗くん。群舞のとき、ふたりの座員の左右に伸ばした手を飛び越えて見事でした!

星矢さん。ミックスジュースで若ちゃんにいじられてましたーー
前のほうの席だと座員さんのつぶやきもよく聞こえる。星矢さんに(京香さんを)「甘やかしすぎー」とか、
誰か言ってましたよ(笑)

ミックスジュース時、剛さん、京香さん、英樹さん、紗助くん

剛さん、舞斗くん、虎徹ちゃん、雅輝くん、星矢さん

のっけから、若ちゃんで、「一本刀土俵入り」

キャプテン・城太郎さんとの相舞踊



若ちゃんの透明感あふれる美が輝く「北の蛍」


英樹さん受難(ハリセンチョップ)の「プレイバックパート2」

おしりがキュートな^^「恋の奴隷」むこうで見てるのは・・・^^


ぼけててすみません、「黒猫」猫耳あり(萌)

比類なき名曲「山河」若ちゃんで見れるなんて感激。34歳をしめくくるにふさわしい曲でした。


「りんご追分」~「昴」。(美空ひばりさん歌唱で)
赤から濃紺の着物へ早着替えで、日本の心象風景を表現して見事。
いったんここまででUPします
時間がないので、思い出すまま、書き留めておきます。
まず、35歳になったら、四捨五入される、このことがかなりアタマにあるみたいで、
先日から何度も聞きました(笑)
いや、若ちゃん、年齢なんて関係ないから。(性別すらも?:笑)
若ちゃんは年齢よりずっと老成しているし、でもある側面では少年みたいだし、
男っぽいし、肌のことを話すときには女性性が勝ってるよ(笑)
四捨五入は50歳になってから、ゼロ歳より100歳に近づくと思いましょう(笑)
先日から若ちゃんが、過去では誕生日公演前には客足が遠のく、みたいなことを言ってたし、
今日はゆかりさんがブログで《若ちゃんが出ずっぱり、だから見に来て》というような記事を書いてたから、
「行ってあげなきゃ。行かなきゃ」のお客さんが多かったと思います。
大盛況で補助席まで出てました。
ゆかりさんには「告知以上の素晴らしさ、ありがとうございます」ってお礼言いました!
ゆかりさん、にっこり笑って「ありがとうございますっ」って。
若ちゃん、実は波乱万丈の1年って感じだったそうです。(特に内面的なことについて)
6月くらいがそのピークで、舞踊の振り付けも頭に浮かばない、
新作のお芝居を考えても、どうもぴんとこないしっくりこない、で非常に悩んだらしい。
でも、7月梅田呉服座の後半ころになって、悩んでも悩まなくてもやらなしょうがない、と開き直ったら、
なんだか楽になった、そうしたら観客動員もぐんぐん増えて、すごく楽になったそうです。
そして今幸せで、35歳の誕生日公演を目の前にしてる、って。
よかったですね、ほんと、よかった、若ちゃん。
先輩ファンに聞けば、みんな、若ちゃんの数年来の不遇時代を経てのこの人気を喜んでおられます。
私なんか、不遇解禁のあとにファンになったので、先輩ファンたちの憤りや悲しみはわからない、
でも、自分の知らない歴史のなかで、こつこつと若ちゃんが積み上げてきた《大衆演劇をまっとうするこころ》、
《日本古来からの大切なこころ》が今、絢爛豪華に花開いているのだと思います。
おめでとう、若ちゃん。若ちゃんとファミリー、ファンの不屈の魂に乾杯、そして感謝!
ここで、若ちゃんからのお知らせ。
「誕生日公演には入場制限がないので、安心してお越しください」とのこと。
だってね、私もそうなんですけど、100人くらい落選したそうですよ、
ファンクラブ限定のチケット申し込み。
以前、新開地劇場に電話して聞いたら、すべてファンクラブ向けにしか予約受付してない、ということで、
当日券出しますので、にちょっと不安だったんですけど、入れてはくれるのね
当日、そこにいることに、もし見えないとしても、参加してお祝いすることには意味があると思うし、
見るのはDVDでもかまわないから、やっぱり、めげずに当日券ゲットしようと思います。
ミックスジュースの時、
剛さんが腰痛でたいへん、という話題になって。
舞台でのけぞる、ってことがあったらしいんですけど、翌日に腰痛が出たそうです。
若ちゃんが言うには、舞台だと、できそうもないことができちゃったりするんですって。
役者って、調子に乗ってしまうから、と。(お客さんの歓声なんかで、できないことができちゃったりするらしい)
で、次の回、同じようにしようとして怪我したりする、と。
「痛い?痛い?」と若ちゃんが聞いて、そのつど、剛さんが「大丈夫です」とあの控えめな笑顔で答えてました。
ちなみに、送り出しの時、大分の若友さんから剛さんに聞いておいてほしい、といわれたことがあったので、
剛さんに聞きにいったんですけど、腰大丈夫ですか?と聞いたら笑顔で大丈夫、とここでも。
でも、めっちゃめちゃ冷え込んでて寒くて(戸外での送り出し)、剛さん震えてるので、
私、ポケットに入れてた貼らないカイロを思わず、握らせましたよ(笑)
剛さん、「おっ!」という感じで、「ありがとうございます」とお礼言われてました。
優しくてほうっておけないタイプですねー、剛さん。
ミックスジュースは若ちゃんの十八番(笑)、「命の花」でした。まったり、落ち着くわ~(笑)
今日はたまたま最前列に座れてラッキーだったんですけど、写真撮るのには不向きでした。
だって、若ちゃん、左寄り視線なんですのよ(汗)
でも、花道にたってるファミリーのつぶやきが聞こえたりして楽しかったです(笑)
結構、しゃべってるんだな、あのとき^^
誕生日公演にはLINKのメンバー(恋川純弥さん、葵好太郎さん、大川良太郎さん)と
小泉たつみさん(ここで歓声があがりましたぜ)が来られるそうです。
二代目恋川純さんは篠原演芸場(東京)での公演のため、今回はパス。残念ですね。
で、稽古がとても楽しいんですって。
お客さんに見せてあげたいくらい、と若ちゃん。
見せてあげましょうか、300円で(笑)と。
で、すっぴんで私服で稽古の時が面白くて、本番が面白くなかったらどうしよう、とも(笑)
DVDのメイキングが早くも楽しみですね。
途中でトイレに行ったら、お母様がモギリ席に座っておられました。
お声かけられなかったけど、寒いのに大丈夫だったかな。
若丸劇団の女優さんたちが曲を踊ってて、ぴたりととまれて、次の動作が揃うのは、
このお母様のご指導によるもの、と歌舞伎通の若丸ファンの方が書いておられました。
ローマは一日にしてならず、都の役者さんたちはよき指導者のもとで精進を重ねてるんだ、と思います。
送り出しの時、若ちゃんに
「内容がとても濃くて、素晴らしかったです。ありがとうございます」と言ったら、
めっちゃ素敵な笑顔で「ありがとうございます」といわれ、
「あさって、ぜひ、見に来てください」とのお言葉、いただきました。
ありがとうごぜえますだ、若丸さま!!!
ほんとにね、素晴らしかったんですもの
ラスト舞踊の、「りんご追分」から「昴」へとの流れで、
昴が流れると、涙がとまんなくなってしまいました、最前列で(笑)
昴は《美空ひばりさん》で、山河は《五木ひろしさん》なんだ、
この情感、わかりますね。
りんご追分と昴は、大きくて、まるで日本の風景がバックにあるみたいなんだなあ、
都ファミリーが静謐、という言葉をあてたくなるようなたたずまいで踊って、
孤高の若ちゃんの美しい背景を担い、そっと守っているのです。
若ちゃんは、大勢のなかで、でもソロ舞踊を踊っている、その孤独で気高い姿の、なんと雄雄しいこと!
山河は堀内さんでも小椋さんでもいいはずなんだけど、やっぱり五木のだんななんですよ!
サビの部分の歌唱は五木さんなんだなあ、舞踊の曲としては。
それがね、わかるのです、新米ファンにも。 あー、しかし、山河はふさわしいでした、
「マイウエイ」は誕生日か、それ以降に舞うべき曲なんですよね。
いけてよかった、シフト休みに感謝!
明日、早出で時間がないので、お芝居のこと、思い出したことは帰宅後書きます、書かせて(笑)
若ちゃんが一番好きだという「万吉涙唄」については、書かずにはいられないですよ、深いですよ、あの名作。
思い出したこと、
若ちゃんの誕生日が4月9日なのは、
お母上が歌舞伎役者であり、テレビ俳優としても当たり役のあった、
大川橋蔵さんの大ファンだったからで、
橋蔵さんの誕生日、4月9日にどうしても生みたくて生んだから、だそうです。
若ちゃんはその日のことを「しじゅう苦しむ」とか、ロッカーにはぜったいない番号と言いながら、
しあわせ来る来る、の日と思うようにしてる、と言ってました。
そうですよ、そして、私から《しじゅうキュート》という並び数字だと申し上げたいです^^
お芝居、《万吉涙唄》は藤山寛美さんが出演のお芝居でした!題名はちがうけど、
そして、最後は音声が切れてるけど、見てください!
藤山寛美「下積の石」
《万吉涙唄》をご覧になった方、いかがですか。
私、若ちゃんと剛さんで、決してひけをとらないと思います。
万吉が親の墓をたてようとして、おなかに巻いていた大金。
入水自殺しようとしていた親子を万吉が助け、仙太郎(剛さん)は見ていただけなのに、
仙太郎が助けた人として新聞に載ってしまう。
工事現場の飯場で、みんなが仙太郎をほめたたえるのが癪で、
仙太郎に《助けたのも借金に大金を渡したのも自分(万吉)である》と言え、と当初は言う万吉でしたが、
仲間のひとりからの借金の申し出を断ってしまった万吉はお金のことを仙太郎にばらされると、
借金断られた仲間がなんと思うかと、
仙太郎にはばらすなといいます。
そして、飯場に居づらくなるのを考え、ひとり、飯場を出て行く万吉でした・・・。
決して善人善人した万吉ではないのだけれども、
人間というちっぽけな、愚かしくも愛しい、その存在がいかに素晴らしいのか、
万吉の気持ちの揺れ動きを通じて、観客は万吉に多くを教えられるし、愛しく思わせられるし、・・なのです。
若ちゃんが演じるからこそ!
そして万吉が大好きな若ちゃん、が大好きなのだなあと思いました!
頭が眠ってるので、文章がへんだったらすみません^^^