またまた斎藤工さんの映画なんですけど、
これは松山ケンイチさんに出て欲しいとは思わなかった。
けど、案外、松山さん、出たいかもって思った(笑)
2010-03-06
『吸血少女対少女フランケン』、
斎藤工曰く《女子が頑張ったスプラッタ》
2010-03-06
Vampire Girl vs Frankenstein Girl - Trailer
笑うでしょ、笑うよね、題名聞いたら。
でもさ、驚くなかれ、
原作の作者はあの「南くんの恋人」とか、
「私たちは繁殖している」の内田春菊さんなんですよ。
あらま、面白そうとか思ったでしょ?
そうなんですよ、面白いんです。
ただし、血潮とか、血糊とか、血の噴水がだめなひとは
無理ですわ、開始1分でリタイアだな(笑)
(あらすじ)
都立東京高校に通う水島樹権は、転校生の美少女・有角もなみから
バレンタインチョコを貰う。だが、チョコには人間を吸血体質にする薬が混ぜてあり、
樹権は半吸血人間となってしまう。実はもなみは吸血少女であり、
樹権に仲間になって一緒に生きて欲しいと告白する。
樹権はやがて完全な吸血鬼になる決心をし、学校の屋上でもなみにキスをしようとする。
そこへ、もなみに嫉妬してヒステリーを起こした自称・樹権のガールフレンドの
富良野けい子が襲いかかり、勢い余って屋上から落ちて死んでしまう。
するとマッドサイエンティストであるけい子の父のケン児が
彼女を少女フランケンとして蘇らせる。
吸血少女と少女フランケンによる恋の戦いが始まる。
(Wikipedia)
もうご存知の通り(とか言ってみた)、
斎藤工さんというひとは、
どういう映画であるか、ってのにランク付けしなくて、
大陸的思考というか、
あんなに綺麗な顔してても、イメージ的には
フロントフォークの長いアメリカンなバイクにまたがって、
面白いものがあればちょっとバイク降りて見ました、的な
アプローチの仕方を感じる人なんですよ。
BOYSLOVEの映画ではお尻の割れ目まで見せちゃうし、
みうらじゅんさん原案のコメディーコント「親孝行プレイ」には出るし、
潔いと言うか、怖いものしらずと言うか、あっけらかんと言うか(笑)

斎藤工さん。
でもって、この映画、
斎藤さんの役どころは吸血少女と少女フランケンに愛されてしまう、
水島樹権(じゅごん)くんという高校生なのでした。
斎藤さん、とにかく自分が高校生をやるのはきついんじゃないかと
心配していらしたけど、そういうの不必要な心配でした、
高校生に見えるとか見えないとか、
もう、そういう次元を超えちゃっているスプラッタホラー(コメディ)。
「ユメ十夜」のあの山口雄大監督をグレさせた感が(笑)
ありえないアフォらしさをファンタジーに高めて驀進されております、西村喜廣監督。
予告編観たらお分かりでしょうけど、凄すぎます!!
この監督、1967年生まれ、東京都出身。
中学生の頃から自主映画で造形をはじめ、撮影、照明、美術、特殊メイク、など
すべて独学で学ぶ。
95年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門で自主制作作品
『限界人口係数』が審査員特別賞を受賞。その後も多くの作品に参加。
昨年は劇場映画初監督作品「TOKYO SHOCK」シリーズの第二弾『東京残酷警察』が公開。
世界中のファンタスティック映画祭から絶大な支持を受け、映画表現における「残酷効果」
なる分野を打ちだし、鬼才・西村の名をますます世界に轟かせることとなった。
(公式HPより)
あの津田寛治さんがうきうきと出ていらして、
呪怨の三池崇監督も先生役で友情出演←毎回、西村映画で死んでるそう(笑)
(クローズゼロの監督は三池崇史さんですよ、念のため)
女子が全員血みどろになって頑張っています。
撮影は厳寒の頃、雪の空を見上げながら、
ダウン着て皆が天気待ちという感じでしたが(メイキングより)
斎藤さんが「僕だけ綺麗なんですよ。みなさん、すごいことに
なってて。女子が頑張った映画です」と言われるとおり、
樹権くんはキレイキレイ(笑)
気弱でひきずられる美少年をそこそこ臆病に(笑)好演なさってます。
ちぎれた腕をヘリコプターの羽根にして、少女フランケンが
空を飛んでますけど、
それで笑える人だったら必見の映画です。ほんまかいな(笑)
現在DVD新作で出てますよ~♪