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今月4回目。《都若丸劇団》於:明生座 月曜日から大入り満員。

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今月4回目。《都若丸劇団》於:明生座
        月曜日から大入り満員。


月曜日から花道、ありませんでした(笑)

私が劇場についたときにはすでに花道にお客さんが座ってました。

前から4列目でも左端、というのを恨んでいた私は贅沢者でした。すみません。

花道にもお客さんつめつめに詰めてて、後から来たひとが先頭になったというので、

先に並んで花道に座ったファンが怒ってました。劇場に言わんとあかんがな。

しかも、あとから来たひとたちが舞台の中央にある階段をつかって花道に移動したのを見て、

「聖地やのに、なんで舞台にあがるの!」と怒ってました。本人に言わんとあかんがな。

でも、聖地なんだ、そうなんだー。新米ファンはひとつ利口になったけどびびったよ、まじで。

いつも力尽きてお芝居のあらすじさえ書いてないので、書いておきます。超訳的に(笑)


************************五条のかけひき*******************************

茶店の主人(城太郎キャプテン)の娘・おせいが牛若一家の亀(ゆかりさん)から財布を掏る。
それを見咎めた牛若親分(副座長・剛さん)が自分の財布をくれてやる。
おせいたちには弁慶一家に5両の借金があった。
弁慶一家の子分たちがおせいに臨時の収入があったことを知り、借金の一部でも返せ、ともみあいになる。
おせいが子分のひとり(舞斗さん)に斬りつけてしまう。
子分たちはおせいを拉致する。
借金はすでに利息と怪我の治療費とで20両になったと主人から聞かされた牛若の親分が
弁慶一家に乗り込み、ふたりのために用立てた10両を弁慶一家の親分(若丸座長)にくれてやり、
おせいを取り戻して帰ってゆく。
顔を潰された弁慶親分は子分たちに喧嘩(出入り)の仕方を教え、牛若親分が帰りに通るだろう五条の橋で
待ち伏せする。が、牛若親分に返り討ちにされてしまう。

**********************************************************************

ミニショーのあと、今日のお芝居、剛さんがめちゃめちゃかっこいい二枚目の親分役でした。

真っ赤な着流しが映えるんですよ、長身痩躯で。

対する若丸座長は達磨大師みたいなメイク。見るからに極悪非道な感じ。

だけど弱くて、可愛いんですよ。

子分としてずらずらずらっと7人勢ぞろいで、贅沢だなあと思いました。

全員、芝居の上手いひとたちばかりなのに、セリフもないひとが多くて。

副座長、花形・星矢さん、舞斗さんとともに、今日はゆかりさんが頑張りました。

口のまわりを水色に塗り、ほおには赤い丸。牛若親分のたったひとりの子分で、

なかなか登場しない若丸座長に代わって、笑いを引き受けてられました!

いつも若丸座長の隠し撮り画像をブログに大量にUPしてくださるので、

送り出しのとき、ゆかりさんに「今日は大活躍でしたね。お疲れさまです。

今日はゆかりさんの隠し撮りをUPしてほしいところですけど、ご本人だから無理ですね」というと、

ゆかりさん、けらけらけらっと笑っておられました。

ゆかりさん、明るくて、女優さんたちのお母さんで、しかも喜劇を担う女優としてのお手本で、という感じです。


この群舞、すっごく美しかったです!


晴香さん

以下、ずずずいっと若丸座長。











雅輝さん




若ちゃんのこの目線にびびりました。ありがとう、若ちゃんっ!




紗助さん



副座長・剛さん


舞斗さん


花形・星矢さん


キャプテン(前座長)・城太郎さん




















舞斗さん、ゆきかさん、ひかるさん、剛さん



今日、ミックスジュース(お客さんからいただいたジュースを座員が飲むコーナー)のとき、

副座長の剛さんが若ちゃんのことを「先生が・・」と何気に言うことがあって、

あー噂に聞いていたけど、副座長までも若ちゃんのことを「先生」って呼ぶんだ、と思った。

部外者だけが「若ちゃん」って呼べるんだなー、とも。

内側に入ると、三浦しをんさんの小説「仏果を得ず」(人形浄瑠璃の世界)ではないけど、

厳しくて濃い師弟関係が日々更新されているのだなあと思うのであった。

若ちゃんの今日の話。

小学生の頃、学校で教卓を横切る時に、

「前を失礼します」と言ったら、先生に「そんなん言われたら緊張するわ」と言われたそう。

転校するたび、教科はすでに前の学校でやったところをまたやったり、

全然やってないところをやってたり、で苦労したとか。

音楽で小3の時、何か歌わなければならなくなって、教科書の歌もわからないので、

演歌を歌ったら、先生に「そ、それはやめましょう」と言われたらしい。

《あなたと別れてひとりで生きていく》みたいな歌だったみたい(笑)

得意だったのは体育と工作。

絵が得意だったし、手先が割と器用で物を作るというのは喜んでやってたそう。

劇団のお芝居で生首を作らなければならず、星矢さんに似せてうまく作れたそうです^^

作詞作曲ができて、歌がうまくて、絵も工作も上手って、若ちゃん、どれだけ才能あるんですか。

絵が上手というのは納得だよなー、あんなに美人と男前のメイクができるんだもの。

(すっぴんもしょうゆ顔で大好きだーー)

それから、盛り上がった話はラーメン《一蘭》について。

剛さんの話によると、劇団内で《一蘭》というLINEのグループを作ってるらしい。

で、「今から行くひといる?」と書き込むと「行く」「行く」と数人の話がまとまるとか。

「晩御飯食べてからですよ、夜中にラーメン食べに行くか?普通」と若ちゃん。

「デザートですよ」と虎徹ちゃんが応えてました(笑)

星矢さんなんかは替え玉を3つ4つするらしくて、

若ちゃん、「そら、やせられへんわ」


ラストショーは「ナミダグサ」

しっとりとした良い曲なんですよ。

ラストショーって、劇団の腕のみせどころ、って感じですね。

時間が押していて、幕がいったん降りる間もなく、アンコールへ。

アンコールは大好きな《飲み過ぎんなよ》でした。

立ち上がって、踊りまくりましたよ。汗かいて暑かったー。


送り出しは、お客さんの多さと、ショーが長引いたせいで(ありがとっ。それでもはしょってたとか)

写真撮影不可。

ちょっとがっかりだったけど、ここのママさん、厳しいこと、お客さんもよく知ってて、スムーズだった(笑)

私はあつかましくも、若ちゃんに「龍馬の感想、読んでもらえました?」ってあつかましくも聞きました。

そうしたら、若ちゃん、「もちろん読ませてもらいました。ありがとうございます。

セリフのことまで書いてもらってて、ただただうれしくてうれしくて。ありがとうございました」って!

きゃー、まじで、覚えててくれたんだ、感想。こっちこそ超うれしかったー!

もうね、どあつかましいと思われようと、聞いてみてよかった。日がたてば覚えてても忘れるもんね。

20日にまた伺います!って、無意味に宣言して帰ってきてしまった。

何回通っても、明生座から桃谷駅までの帰り道、わけわからなくなるんだけど、上機嫌で(笑)

やっとファンクラブに入会して、そのとき、係りがひかるさんなので、

今日のお芝居でひかるさんの役がなくて淋しかったことを伝えた。

ひかるさん、可愛くて、どうしても若ちゃんのお姉さんとは思えない、妹みたい。

通えば通うほど、劇団の座員さんが全部好きになっていく。



あー、なんか忘れてるように思うけど、とりあえずUPしまする.



ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

20日昼、21日昼夜と行くので、またお付き合いいただけると嬉しいです。

ちなみに、21日は若丸祭りですよー、きゃー。←




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