2回目《劇団九州男》
大川良太郎座長は美しすぎる〜。
【劇団九州男】、5月に続いて2回目、観てきました。
京橋、羅い舞座。ブログでは初めてご紹介。
超満員の昼の部公演でした!

京橋、【羅い舞座】内部。

京橋、【羅い舞座】内部。

お芝居に続いての歌謡ショー、一曲目。
ぴんぼけですけど、お胸が出てるので^^

ゲストの葵劇団、葵好太郎座長。岐阜の人気劇団です。(よく知らないです、すみません)






おひとりの方が30万円のお花(お金)をつけられて、劇場からどよめき。









劇場で買った団扇。

両面に良太郎座長の美麗写真つき。

劇団ガチャ(笑)で扇子をゲット!
詳細はのちほど。
京橋、羅い舞座。もと吉本の劇場だったそうです。
5階にあるのだけど、1階にはお食事どころがいっぱい。
しかし、大衆演劇はだいたい、12時〜12時半〜、の開始なので、
終わって食事しようとしても、それまで持ちません。
なんたって3時間ですからね。お弁当は客席に持ち込みOKなのですよ!
梅田の呉服座と違って、段差がない客席は、
前に座高の高いおっちゃんが座って、《まじかよ〜》的なのでした。
でも、ゴージャス。左右の壁には大川良太郎座長のポスターが何枚もあって(上図参照)、
始まる前から、すっごくテンションあがります。
テンションあがるといえば、ロビーで劇団ガチャがあって、
妹が記念にやっちゃえ!と勧めてくれるので(笑)、やったら、扇子と出ました!
後で、劇団員に引換券を渡してください、とあって、
もらったのが、最後に貼った扇子。なかなかでしょ。外では使えないけど(笑)
前回観た時の【劇団九州男】さん、
お芝居は悲劇で、主人公(座長)は口から鮮血をしたたらせて死ぬ、
というのが結末でした。私には残酷すぎたー。
でも、今回はコメディ。
大衆演劇なのに演目が【ゴースト】(笑)
《雑なあらすじ》日光詣でに行く途中の主人公と大工の後輩&後輩の彼女。
とある宿屋で、もう1軒の宿屋が幽霊騒ぎで売りに出ているけど買い手がつかず、
100両の値打ちが20両という。主人公はひと儲けしようと後輩の彼女を使って、
宿の主人に本当に幽霊がいると思いこませ、追い出しを計ろうとするけれど、
後輩の彼女が幽霊っぷりを披露したのは1回だけ、次から出てきたのは本物だったという。
主人公が泡噴いて逃げようとするけど、幽霊が増殖して・・・、というようなコメディ。
何が面白かったかというと、大衆演劇では幕を引いての場面切り替えがあって、
長いときは数分以上待たないといけなくて、それがざわざわを呼ぶのだけれど、
なんと! 幕を開けたまま、大道具などの移動、部屋の建具の変更、井戸の設置、などと、
すべてお客さんに見せながら、だったのですよ。
出演者までものを運んだり、指示で動いたり、時代衣装着ていない裏方さんが出てきたり。
斬新で、超面白かったです。
こんな時も座長は出ずっぱり。たいへんだなー。
葵劇団の座長もお芝居に出ていらしたのだけど、
出てきてのっけのセリフを忘れるとかありえない(笑)
座長の妹さんが旅館の女中役なんだけれども、客に文句たれまくり、
旅館の主人をあごでこき使う傍若無人ぶりが、抱腹絶倒でありました!
歌謡ショーは、まるで《良太郎まつり》と呼びたくなるくらい、
早着替えとか、連続して登場とかがありました。
良太郎さんの魅力は、類い稀なる目ヂカラ!
射ぬかれたい、というような、ぐっと覗き込むようなまなざしがたまらんのです。
(ちなみに都若丸座長はクールビューティで、超然として涼やかなまなざしが素敵)
驚いたのが、たったひとりで30万円もお花(お金)をつけたお客さんがいらしたこと。
いやあ、場内がどよめきましたねー。
葵座長と良太郎さんとの二人舞踏は男女にしか見えなかった(笑)、そして美しかった!
劇団としては、5月よりも相当若手が伸びてる感じがしました。
良太郎座長の右腕というか、懐刀というか、
その役目を担っている一文字純さん、
この役者さんは上手い!
送り出しのとき、純さんに良太郎さんとの2ショットを撮っていただきました。
(申し訳ないことです^^)
忘れてたっ!
ラストショーのことを書かなきゃ!
ラストショーはどの劇団も力を入れている舞踊で、
今回は菅笠を目深に被り、暗い照明のなか、殺陣もありました。
ひかりと影のコントラストが美しかったですよ。夢幻という感じで、
でも、竹林が植わっているので、凛とした緊張感もあって、素晴らしかったです!
大衆演劇といえば、女形、女形のかんばせの美しさに惹かれる、
というのが魅力の内訳だと思うのですが、
良太郎さんはその美貌を封印、動きだけで魅せる、という意気込みと感じました。
そしてそれが見事に結実!
(スモークマシーンのスモークが大量すぎて、買った団扇が大活躍したんですけど^^)
最後は良太郎さんが雪の舞うなかで静かに踊るシーンで終わったんですけど、
芸術的で、これは写真や動画にされたくない作品だろうと納得しました!
(歌謡ショーでは動画は御法度。そしてラストショーでは写真も御法度なのです)
ロビーからエレベーターまですっごい人ごみだったんですけど、
良太郎さんの目の前に来たとき、妹が《2ショット撮ってもらうに限るよ!》と強い意思で(笑)
おかげで私も撮ってもらいました^^(一番上の写真:自分のところは削除:笑)
良太郎さん、前の若い女性たちの団体に、気安くツッコミ入れてました。
先月、首が動かなくなって、四国公演を1日お休み、
大阪の主治医のところに日帰りで治療うけに来られたというのを知っていたので、
「もう首は大丈夫ですか」と尋ねたら「7割くらいですかね」と答えられました。
妹が「でも大阪にいると治療受けやすくなってよかったですね」と言うと、
「時間がなくてなかなか行けないんですよ」とのこと。
お昼の部が終わって送り出しがすむのが午後4時過ぎとして、
夜の部は6時に始まるのだから、無理ですよねー。過酷だなあ。
良太郎さんの胸にはちいさなテープがいっぱい張ってありましたけど、
あれもきっと疲労軽減かなにかのためなんだろうなあ。
お礼を伝えて、妹と大満足で帰ってきました!
でもって、妹から、19日、良太郎さんの舞台に都若丸さんがゲストで出るよ!との情報が!
羅い舞座のブログを見たら、残席わずか、とあるじゃないですか。ひええ。
というのも、たまたまお休みだったので!
明日、劇場に電話してみますのだ。がんばろー!!!
では、最後に、良太郎さんの美しい女形動画を貼ります。(音はでません、あしからず!)
長々お読みくださって、ありがとうございました。
大川良太郎 羅い舞座 京橋劇場 2