斎藤工、
”映画の未来”熱く語った
斎藤さんのこれまでのこつこつとした努力が、
多方面で芽を出し、成長しはじめているのじゃないか、
ということがたくさんあるのは嬉しいことです。
コアなファンではないので、えらそうなことは言えませんが、
自分のことのみならず、後に続こうとするひとたちのために、
あるいは、そのひとたちに光をあてようとする、
斎藤さんの姿勢に尊敬の念を禁じえません。
ご多忙なのに、素晴らしいことだと想います。
時間がないので、記事の印象的な箇所をすこしご紹介します。
下記にリンクをはっておきますので、どうか、全文、お読みくださいね。
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>ドラマ、映画と幅広く活躍している俳優、斎藤工の根っこにあるのは"映画愛"。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」の審査員として参加した彼に
映画祭を振り返ってもらいつつ、物を作ること、何かを表現することへの意義や、
意欲について熱く語ってもらった。
斎藤工は連続ドラマ『僕のいた時間』や『劇場版 仮面ティーチャー』(’14)、などの話題作に出演する
俳優にして、筋金入りの映画通としても実は知られている。
>その真摯で誠実なスタンスは、11本のノミネート作品の審査方法にも表れている。
「事前にいただいた作品のDVDを観てきて、審査をする映画祭もありますが、
今回は”ゆうばり”で一般のお客さんと一緒にすべての作品と初めて向き合うことが重要だと思ったんです。
自宅でメモを取りながら観る環境は最悪だし、どの作品がいちばん劇場の空間を支配したのか? は、
お客さんと一緒に観ないと分からない。
この映画祭ではそれができたのがよかったです。後に観る作品が不利にならないよう、
根岸監督の提案で3、4本観るごとに審査員同士がコミュニケーションをとったので平等な審査ができました」
>斎藤工の眼差しがどこに向いていたのかは、今回、審査員をまっとうして大きな刺激を受けた彼の
次の言葉から分かるはずだ。
「才能のある若者が活躍できる土俵や、彼らのスキルを磨けるような環境は日本には足りていない。
そういったものの必要性を、映画祭の主催者や映画の製作に携わる人たちだけじゃなく、
僕たちのような表舞台に出るような人間も問題提議していくことに意義があると思うんですよ」
実際、映画祭期間中、すし詰めの屋台村で、若い監督たちと酒を酌み交わしながら明け方まで映画について
語り合っていた彼の言葉にどんどん熱がこもってくる。
>「ほかの自主製作映画の映画祭にも顔を出しているけれど、ビックリするぐらい面白い短編を
撮る人がいるんですよ。
その人が長編を撮ったら面白いなと思っていて、自分と同じような気持ちになる大人を増やしていくのが
僕の責務だと感じているから、資料をいろいろなところに配って勝手にプロモーションをしているんですけど、
その活動をもっと広げていかなければいけないと思いましたね」
その点では、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の今後にも大きな期待を寄せている。
「“ゆうばり”に集まってくる才能と、理論ではなく、同じ熱量で向き合える大人たちが審査員やゲストなどの
映画祭の関係者にもいることがポイントになると思いました。
僕は一役者として、今回のコンペの作品の中にも、この監督の作品に出たいと思うものが
何本かありましたからね。逆に、自分が出ることで作品が変容してしまうといけないので、
どういう関わり方がいいのか分からないけれど、援護射撃はできる。
例えば、自分の知り合いの配給会社の人に観てもらったり、キャスティングのお手伝いをしたり……。
作品の惚れ方や愛し方はさまざまだし、ただ役者として“使ってください”というのではなく、
いろいろなスタンスで関わっていけたらいいなと思っているんです」
以上[ウレぴあ総研]より
・斎藤工、”映画の未来”熱く語った「才能ある若者が活躍する場が足りない…
[ウレぴあ総研]
http://news.fresheye.com/mart/aVD/r-x01b7-aVD-0P/