《平清盛》クラスタのみなさま、お待たせしました。
もー、淋しいよね。清盛、今頃どうしてるだろ←お墓のなかっちゅう^^
まろうさぎさんより、全回感想ダイジェスト版の原稿をお預かりしていますのだ。
やっと、順次、不定期ではあるけども、掲載していきますのよ。よろしくです。
まろうさぎさん、ありがとうございますー!!!
まろうさぎさん的「平清盛 全回感想」
ダイジェスト版 第1回〜6回
2012年大河ドラマ「平清盛」各回感想
(昨年、ドラマを見た翌日に書いたものですので、途中で不満の回は不満だと書いてありますが、
あえて、そのまま抜粋しました)
第1回「ふたりの父」
「なかなか、いいんじゃないの?ところどころマンガだけど、挑戦的だし。ま、御手並み拝見」
というのが大河好きとしての意見。
「来週からが恐いよぉ(泣)」というのが、松山ケンイチファンとしての意見。
でも、何と言っても「平清盛 松山ケンイチ」とタイトルバックに出た時は、思わず拍手しましたよ!
トップクレジットというのは、やはりすごい!
第2回「無頼の高平太」
白河院のあの迫力に持っていかれた回。「清盛!」は怖い!!
でも、なんとなく清盛に対する気持ち(愛情とは言いませんが)が伺えるところがよかったなぁ。
高平太は、図体が大きいから、ちょっとおかしなところもあったけれど、
屈折してしまって、いわゆる中二病なのがかわいかった。
舞は、まあ、あんなものでしょうが(上から目線 笑)、
あの目の殺気や、最後のはればれした顔は、松山さんの真骨頂。
第3回「源平の御曹司」
玉木さん演じる義朝、かっこよかった。
競べ馬の後(このシーン、もっと長く見たかった)、
落馬して「俺なんか、いらない子なんだぁぁぁ」とえぐえぐ泣いている清盛を見て
「はぁ、めんどくせぇぇぇ。ちっ、これは、オレがなぐさめてやんなきゃダメだよなぁ」な感じが爆笑でした。
実年齢で考えると、清盛15歳の義朝10歳ですから、余計に笑える。
平家内部では、やはり宗子さんに泣かされた。「清盛は私の子です!」の絶叫。
あれを聞いたら、清盛だって、泣くしかない。
その前に忠正に「お前なんかいらん!縁を切れ」と言われた時の寂しそうな顔もかわいかったし、
父からも母からも大事にされていることを、ちゃんと理解したことでしょう。
とにかく、清盛は図体がでかいのに、かわいい♪
毎回、清盛は大人たちから叱られて、ポロリと泣いて、かわいいわ。
ここは、松山さんが「少年演技」をしているし、松山さん自身のかわいげとよく合っている。
でも、うざいのも事実(爆)。
いつまで、そのでかい図体でえぐえぐ泣いているんだ!と(笑) 早く大人になれ!(笑)
第4回「殿上の闇討」
いやぁ、ほぼ完璧な出来栄え!! これは絶賛の回!!!
中井さん演じる忠盛が、とにかくカッコイイし、平氏・源氏の親子の対比が、
どちらも親子がともに思いやっていて、いいなぁ。
豊明節会の、いわゆる「殿上闇打ち」も、
一般に知られているエピソードとは違いましたが、この改変は、悪くない!!
源氏の棟梁・為義のせっぱつまった感じや、
忠盛に「武士同士が争うのは、もっと後でも遅くない(=武士が政権を握るその時まで取っておこう)」と
諭されて、忠盛の野望に皆が気付くシーンは、素晴らしかった。
最初に見た時は、案内される忠盛が、五色の幔幕を通っていくので、
「おいおい、内裏は幕で仕切られた迷路じゃないよ」と苦笑したのですが、
為義と対峙するシーンで、幕がバタバタとはためいて、
それが、忠盛の野望を知った3人(為義・義朝・清盛)の心におきた大風のようで、
「いやぁ、なんて上手な演出なの〜〜!!」と心の中で叫んだのでした。
第5回「海賊討伐」
海賊討伐…ではなかった。今回は忠正回!!
忠正の「お前が兄上の子であったなら、多少の無頼も笑って許せたのに。
わしとて、そう思うと辛いのだ」のセリフ。
忠正も、心の底では清盛が嫌いではないんだなぁと、思わずジーンとしました。
おそらく、忠正の気質は、清盛と同じく、直情径行。
だから、清盛を理解できるんだと思う。
でも、そんなことを言われても、自分ではどうしようもない清盛。
荷物に潜んでいた通憲のお説教が優しかったなぁ。
「お前の血が禍いになるか、宝になるかは、お主次第。」
「その重みを背負えるものだからこそ、そういう運命が与えられたのだ」という言葉。
この時の表情も優しくて、清盛も素直に聞いて、これが今後の指針になるんでしょう。
第6回感想「西海の海賊王」
よかった半分、悪かった半分。
追討使が忠盛だとバレて、自分1人のために助けにきてくれるはずがないという、覚悟を決めた、
でも悲しそうな顔→朝霧の中を平氏の船団が現れた時の驚きと半泣き→忠正叔父が助けてくれて、
鱸丸が綱を切ってくれて、ぐしっと涙をぬぐうところまで。
いやぁ、かわいかった〜〜〜♪ &忠正が、カッコイイ!!
今回の脚本のいいところは、忠正はどう考えても敵役だし、
これ以降の展開を考えても、憎まれ役にしていいのに、
忠正には忠正なりの筋があって(それが正論に思える)、単純な敵役にはしないところ。
朝霧の中に平氏の船団があらわれて、火矢を放ったシーンは、
タルカスの音楽とあいまって、もうゾクゾクしました!!
で、私はこの後が、気にくわない。
演出上も、清盛が大人の階段を上ることを示す(「平氏の男」宣言)ためにも、
必要なのは分かるんですが、あんなに自分語りしながら、闘わなくても…と。 聞いていて疲れた。
以降、次の更新をお待ちくださりませ。