データ消去は大丈夫?行き先は?
PC「無料処分」の謎に迫る
このところ「パソコンの処分、『無料』で請け負います」という回収会社の動きが目立ってきた。
業者によっては、送料も着払いとし、まさに「完全無料」をうたうところも少なくない。
場合によっては1台当たり数千円がかかる回収を、なぜ無料でまかなえるのか。
そして、気になるデータはきちんと守られるのか。(J-castニュース)
誰だったっけなあ、小説であったんですよ。
主人公(女性)の同僚(男性)が同志的な存在で、
とは言うものの、ゆるゆるな間柄なんだけど、
冒頭から死んでしまうんですよね。
主人公は生前の彼を思い出しながら、
日々の仕事をこなしていくんですけど、
詳しいあらすじは忘れたので置いといて、
その彼が幽霊になって出てくるわけですよ。
たしか、小泉八雲の怪談にも、
恋文の処分を頼みに女性の幽霊が現れるのがあったけど、
彼はPCのハードディスクが気になって仕方がないわけですよ。
で、奥さんのところに現れずに、
同志的存在の彼女のところに出てくる。
主人公は単身赴任先のその彼のアパートに行き、
PCのハードディスクを破壊してくる・・・という部分があるわけです。
奥さんには頼めないってところが、なんともね、
PC関係は《個人》に立ち返る最後の場所なのかも、とか、
少々、複雑な気分ではありますが。
バーチャルな空間であじわう自由は肉体サイズではなくて、
肉体ではとても行けない限界を軽々超えてしまう、
危うさを孕んでいるのだろうし、
相当のひとがそれを超えちゃってしまっているのかもしれません。
まあ、それがどういうレベルなのか、
なかなか本人には判断がつかないところではありますが。
PCくらいじゃないですか、《恥》の感覚と結びつくのって、今^^
《恥》の感覚と結びつくものがハードディスク消去を完全に、
というものではないと思いますけど。
なんたって個人情報の宝箱ですもんね。
って、知ったような口を聞いてすみません。しかし、
そういったものを安全に消去してくれるなら、本当にありがたいですよね。
冷蔵庫だの洗濯機だのなら、引き取ってもらうのにお金がかかるのに、
無料で、しかも、まだ役にたつとのことですよ。
素晴らしいじゃないですか。
PC処分するときには、無料回収してくれる業者、
比較検討して、お願いしてもいいのかな。
でも、相談できるひとがいたら、念のため、相談してから(笑)
不完全で他人に迷惑をかけることがないように。
(自分のことだけなら自業自得ですむとしてもね)
PC「無料処分」の謎に迫る データ消去は大丈夫?行き先は?
(J-castニュース)