《最高の離婚》
「(視聴率は)関係ないのかなと」(瑛太)
《最高の離婚》、最終回の視聴率は12.7パーセントだったそうです。合格点なのだとか。
でも反響は数字以上だったようですね。
瑛太さんが最終回を前に語られているインタビューをご紹介します。
瑛太 : 「女の人は怖い」と撮影振り返る ドラマ「最高の離婚」
(毎日新聞デジタル)
視聴率、ってもうアナログなものは要らないですよね。
インチキ、だと思うし。
役者さんたちがそれを怖がらなくなるのは良いことだと思います。
>「このドラマでハッピーなものを見せても誰も喜ばない。
>人はつらそうなところを見て楽しんでいる」と話す一方で、
>「(自分は)ハッピーエンドが好きなので、それを望んでいるけど、
>普遍的なハッピーエンドではないんだろうなというところに期待しています」と笑顔を見せた。
普遍的なハッピーエンドではなかったでしょうか?
私は実はまだ録画を観ておらず、
帰宅して後半部分だけは観たんですよね(へんな観方^^)
だから、結局、収まるところに、きちんと、
普遍的に収まったじゃないですか。という気持ちだったんですけど。
なんでかと考えるに、
瑛太さんもおっしゃったように、
女性陣のセリフがすさまじく恐ろしくショックなものが多かったです。
あんなに衝撃的な展開をして、
視聴者にしんどさを強要したなら、
最後ぐらい楽させてやるよ、的な感じというか。
視聴者の自分は女性(一応ね^^)なんですけど、
男性側に置いて観て、びびってしまうというねじれ、
と同時に、好きなのに、まっすぐそれを伝えられない女性たちに感情移入するという、
不思議な感覚。
たしかに、綾野剛さん演じるりょうくんはだらしなくて観ていられなかったし、
瑛太さん演じるみつおくんはめんどくさいひとなんですが(笑)
「死ねばいいのに、と思ってた」
などという極限のセリフ、
過去から引っ張り出してきて言えます?
瑛太さんが怖がるはずだし、
しんどかったというのがわかります(笑)
瑛太さん演じるみつおくんは女性陣みたいなキレ方はしなかったかもしれないけど、
歯科医院で診察台にあがっているとき、毎回、愚痴ともつかない膨大なセリフを言ってましたよね。
最終地点に近づくにつれ、それぞれ、4人のひとたちがそれをやりだして、
「みんな、みつおになるのかよ」と思って、うるさーい、的な感想になったんですが(笑)
最終回、印象深かったのは、
みつおの両親や、結夏の両親などが喧嘩する場面が叩き込まれていて、
結婚の日常なんてものは所詮こんなものなのさ、というので、
観てて、現実に帰ったというか。
ドラマではあったけど、
どこの家でも離婚の危機は抱えるだろうな、
あれだけぶつかるとね。
のらりくらりとかわして、平穏無事な顔してるだけなんだろな、どこも。
なんて最後に思ったのでした。
さて、最終回の前半を見なくちゃ(笑)