まろうさぎさんが、カーテンコールでの
松山さんや出演者の方のコメントをレポしてくださいました。
ありがとうございます。
ちょこっとおしゃべりした事を付け加えさせていただきますね。
《遠い日のゴッホ》大阪大千秋楽、
まろうさぎさんの覚書＋・・・。
「まろうさぎさんの覚書」
皆さま、大変お世話になりました！お陰様で、大阪公演を堪能いたしました〜。
毎回毎回はしゃいでしまってお恥ずかしいです。また図書館で宜しくお願いします♪
最後のご挨拶を携帯からちまちま打ってみました。思い出したら(メモ解読出来たら)、
追加しますが、たぶんムリ(笑)
カーテンコールは安蘭さんからの流れで松山さん、「飛びた〜い気持ち」→鳴く仕草でした。
2回目は一階席は総立ちのスタオベの中で「ありがとうございました！」
3回目
松山さん
本日はお休みの中(会場笑)ありがとうございました！キャストの皆さんどうぞ！(とっても嬉しそう)
え〜、え〜、終わりました(会場笑)
楽しく(？)東京で始まってから30公演、あっという間でした。
キャストの皆さん、それから今裏にいるスタッフの皆さまに依存してやりきることが出来ました。
それから会場の皆さんに僕らも毎日背中をおされているのを僕は感じていました。
(僕ら、僕が「ぼぐ」になってた♪)
…………(読めない)ありがとうございました。
(拍手)
え〜と、せっかくなんで、誰かに喋ってもらおうと思ってるんですが(と上手を見て)
鷲尾さん！お願いします。
鷲尾さん
え？(ビックリ！)
ありがとうございました。千秋楽まで僕の(角スクリュー)をひろめて頂いてありがとうございました。
このキャストスタッフでなければありえない楽しいステージでした。(拍手)
もう一人くらい(と下手を見ると、客席から「女王様！」の声。会場拍手)
安蘭さん
いやいや。(会場拍手)
え！あたし？
ありがとうございました。楽しい世界観のなかで毎日出来ました。
大阪の皆さん、ありがとうございます！
松山さん
あの〜今日初めて杖が折れて、こういうことってあるんですね。それでなんか、
かえって大きな意味になった気がします。
千秋楽で最後で最高のステージが出来ました。
皆さんの中には画家のゴッホだと思って見に来られた方もいらっしゃると思いますが(会場笑)
「自分の知っている世界が全てではない」ということで(笑)、
ゴッホのセミもどっかの世界にいるかもしれません。
いくつもの物語がどこかの世界で繰り広げられているかもしれないということを、
劇場を出られた後も、(今までと)違った新鮮な感じで、あの〜感じてもらえると嬉しいです。
素晴らしい体験をさせて頂きました。
本当にありがとうございました〜
(涙？汗？をぬぐう。私たちとキャストの方々に拍手。会場に手を振って去る)
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ここからは追記事項です＾＾
昨日も今日も、みみずのホセは話題に。
吉沢悠さんが、指先までかくすピンクの上着着ていらして、
上から掻き分けるみたいなしぐさして
「もぐもぐ」「もぐもぐ」と土をたべ、
腰につけたフィンガーボウルで指先を洗い、
そして同じくタオルで指先をふくという・・
一連の動作を登場のたびに何度かなさるのですけど、
それがとっても可愛くて。
ゴッホの想いをベアトリーチェに伝言するのに、
それをそのまんま伝えるのじゃないから、
爆笑の連続となるのでした。
コメディの部分を担って、吉沢さんが素敵で、可愛くて、
みんなで「もぐもぐ」が可愛いとおしゃべりしました。
安蘭けいさんの堂々として聴きごたえたっぷりの歌唱と、
燦然と輝く美しさに惚れ惚れ。
アリの女王様でしたけど、舞台に君臨する女王様でもあらせられ、という感じ。
女王さまが「さむいさむい」とドレス姿で身を縮められても、
「（二の腕が）ぶるんぶるんとならなかった。あれは筋肉ですね」とまろうさぎさん（笑）
夜空さんは上の階からご覧になったのですけれど、
ゴッホが宙づりになる場面や、幼虫の頃には「視線いただきました」的な瞬間が多かったそう。
照明も美しくて、下の階では見えない部分での堪能も多かったそうです。
残りのわれらは夜空さんの感想で、さらにわからない楽しさもおすそ分けいただきました。
ごっつあんです。
２日間の感想で、なかなかでなかったのが細貝圭さん演じるカマキリのセルバンテスの美しさ。
言わずもがな、というか、言わなくてもわかるでしょというかね（誰もが：笑）
真っ赤なお衣装で、端正な顔立ち、美しい発声でウットリーナ（←NHK風の発言：笑）
そうそう、それから結構話題になったのが筒井道隆さん演じるセミのアムンゼン。
どうも筒井さんって《それで精一杯やってる？》的な脱力系の魅力なんですが（笑）、
千秋楽は思いっきり、弾けておられるのが、前日見た私とキョーコさんにもわかったわけです。
でも、夜空さんは「え？あれで？」。一同、爆笑。
そうなんです、あれで弾けておられるんです（笑）
とかげの口を４人の方が演じておられるんですけど、
それが本当にとかげの口に見えるし、
ダンスがとっても美しいんですよ。
そのあたり、全員が感嘆していました。
美波さんの可憐さと透き通る声が話題にのぼりました。
幼虫のふたりには《幼虫なまり》があるんですけれど、
夢のなかにあらわれるベアトリーチェにはなまりがないんですよね。
それがとってもせつないね、と。
ゴッホは易しい言葉で、哲学的な内容も語られているため、
配役を変えて、こども向けにもやってほしいなあと私が言い、
（松山さんたちが全国は回れないから：汗）
まろうさぎさんが賛同してくださってました。
でもだから実現、ってことはない（笑）
まろうさぎさんは前日、シャトナーさんを見つけて
「ありがとうございました」とお声をかけてらしたけど、
足を痛めてらしたらしく、杖をついておられました。
楽日にも姿見つけた、と思ったら、健康そうな別人で、
一日で完治しないよね、との話（汗）
でも、復調なさっているといいなあと思います。
夜空さんがもう一回観たいなあと何度も言われてました。
そのたびにまろうさぎさんが「出して欲しいですよね、サントラつきで！」
サントラにこだわる思いはよくわかる（笑）
さく蔵さんは夜空さんの席まで行かれて、
舞台前にご歓談。このあたりのさりげない思いやりがさすがだなあ、さく蔵さん。
キョーコさんは京都の美しい淡色の飴をみんなに配ってくださって、
そのお気遣いには感謝しました。いや、いつも気配りのキョーコ、なんですが（敬称略＾＾）
杖が折れた時、
しかし、悲しいかな、私にはよくわからなかったんですが、
１１回ご覧になったまろうさぎさんや数回ご覧になったさく蔵さんは速攻気付いたそうです。
でも、まわりの演者さんたちはさらりと受け止められていたご様子だったとか。
さすが、「事件は現場で起きてるんだ！」的な舞台ですね（笑）
最後の日に杖が折れた、というのは、すごく印象的だし、神秘的なことですよね。
松山さんはいろいろ思うんだろうなあ。
松山さんは演技的には翌夏まで生き延びよう、と思い出した頃からの大人のゴッホの
演技が特に素晴らしいと思ったのですが（前の日）、
でも、２回目に観たときには、初々しい幼虫のゴッホに魂もって行かれました（笑）
夏が来たことがうれしくて、
ひょっとしたら目をはなした隙に夏がどこかに行ってしまうのではないかと、
上に観に行こうとするのを、ベアトリーチェにとめられて思いとどまるのが、
なんとも可愛くて、でもその後を考えるとせつなくてせつなくて愛しさいっぱいでした。
キラキラしている幼虫ゴッホ、また観たくなるのは当然すぎる想いです。
シンプルな舞台装置ではありましたけど、
巨木のセットを回転させたり、一部、装置を途中でさりげなく付け加えたり、
大きな広い台が舞台の下手上手に置かれ、下にいる者、上にいる者で
生と死を表現されたりしていました。
照明の効果も美しく、素晴らしかったです。
赤坂の舞台よりは《歌舞伎座なので》低かったそうですよ。
さすが両方をご覧になったまろうさぎさんとさく蔵さんのご指摘。
松山さんの初舞台、
理詰めで難解なものより、
優しい、異世界の人生観で、
でもとても哲学的で奥のふかい作品で、
素晴らしく、思い出に残るものだったなあ、というのが
５人の感想ではないかな。
長年、舞台をやってほしいな、という我らの願いがかなって、
次はどんなお仕事をされるのかなあという、
松山さんへの思い。
どんな作品になるにせよ、
平清盛とゴッホが松山さんにもたらしたものが、
素晴らしく反映されるんだろうなあと思います。
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まろうさぎさんの覚書に、長々と付け加えてしまいました。すみません。
他の方の想いがきちんと反映されているとは思えませんが、
花粉症でちょっと頭ももうろうとしているので、
許してくださると嬉しいです。
でもって、私が書ききれていない思いを、付け加えてくださると嬉しいです。
まろうさぎさん、書き起こし、ありがとうございました。
公演後、ビール飲みながら、歓談しながら、
きっちり、思いだせるまろうさぎさんに一同が感動したことは言うまでもありません。
ゴッホご一緒させてくださった、さく蔵さん、キョーコさん、夜空さん、
ありがとうございました。お世話になりました。
カーテンコール、
大絶賛のスタンディングオベーションだった、ということを
書き忘れておりました。
そして、万雷の拍手が途切れなかったことは付け加えたいと思います！